■創作歴を教えてください。 また二次創作の方は今までのジャンル歴(年数)を教えてください。
<A> 創作歴:小学校の時、夏休み40日分の日記を最後の一日で書いた。ザッツ創作!それだけ
二次創作歴:十二国だけで2年半
■最初に書き上げた作品はどのようなお話でしたか?(未発表のものでも)
<A>浩瀚と夕暉の「卒業」。
Albatross さまのサイトでキリ番を踏んだので、感激の余りキリリク作品のお礼というか「お返し」をしなくっちゃと、突然書いて送りつけた暴挙なブツ。ところがたまたまあちらは小説掲示板が開設準備中、というわけでその後オープン時にそちらで出して頂けました。
ただ…キリリクのSSは翠玉さまから『未だに』頂いてないのですが、あれーっ?
■今まで書いた作品の中で、一番気に入ってるものは何ですか?
<A>「サンクチュアリ」
理由:一番最後に出した作品がその時々で一番大事な好きな作品になります。特に長く抱える事になる長編のキャラや設定にはやはり愛着が。
■創作する上で一番気をつけている事は何ですか?
<A>他の方と同じような話にならないようにする。そして原作を尊重する。
原作に書いてある事は歪めないで、書かれていない空白や隙間を探して反則ぎりぎりまで使う。 二次創作は「すきま産業」ならぬ「すきま創作」だと思っています。
■どんな時にネタを思いつきますか? また最初に思いつくのは「台詞」「シーン」のどっちですか? また、差し支え無ければ、この台詞が(シーン)が書きたくてこの話を仕上げた、というオンorオフ上の作品があったら教えてください。
<A>短編は四コママンガであらすじオチ込みで一気に浮かび、長編は最後のシーン(最初のシーンとセットの時もある)が一枚の絵になって浮かびます。
絵が描けないし、頭の中の絵では消えるので、文章に残したものが私のSSです。
「浩瀚jr」は冒頭のベッドから手を伸ばすJrに手を差し伸べる陽子で、ミケランジェロ風。
スピンアウトした「麦の花」は最後の赤ん坊のJrのおむつを替えるを朝日の中で抱える浩瀚の場面でラファエロ風。
(妄想がどこか間違っているのは毎度の事)
「センテニアル」は本編の第一部(第二部かも)の終わりで、跪き女王に撥指されて州侯に任じられる浩瀚でダビッド風
(「24」並にリアルタイムのペースで連載しているので、あと○○年連載しないと出番がない。)
■ネタが思い付いた後、それをどうやって形にし肉付けして行くか、あなたなりの構成方法を教えてください。差し支え無ければ、オンorオフ上で作品を発表している方は、実際の具体例を一連のプロセス的な流れで教えてください。
<A>思いついたつもりでも文字に置き換えられないものが結構あるので、メモ書き用ソフトでとにかくだっっと書いてみる。
文字になるものなら短編なら一応最後まで、長編でも最低数話分は書けるはずなのでそのまま一息に書けるだけ書く。
そこまで書けて、しかも一応ものになりそうな内容だったらHP用ソフトに移す。
以後
短編:もともと完成した形で頭に浮かんでいるので、ストーリーはほとんど変えない、ひたすら言葉や文章の練り直し。
長編:
【動詞の季節】
とりあえずの内容でかまわないので「必ず」「速攻で」最低限完結させる。
【副詞の季節】ー【接続詞の季節】
延々と書いたり書き直したり。一番長い期間。
平行して複数の展開や結末も書き進める。あるいは一部を独立させる。
ファイル名は増減しやすいように二桁の数字にしておく。
【形容詞の季節】
サイトに出す予定を立て最終準備。
ファイル数も文章も一旦ばっさり削る。それを仕上げとしてふくらませ、飾り付け、また削り、また増やし。
【句読点の季節】
サイトに出してから、諦め悪くまたこそこそと書き直す。
■プロットは立てますか?それはどのように書きますか?
<A>ストーリーを練れば頭の隅っこで勝手に出来ているはず…よね。
■↑でプロットを立てるとか書かれた方へ。プロット→本番の時、プロット通りにキャラは動いてくれますか? 「横道に逸れはじめる」という方、その軌道修正はどうしてますか?
<A>いくつかの展開を同時進行させるので、想定内で気にしない。
■一番好きな作業は何ですか?
<A>最初に思いついて、それがうまく文字になった時。
■あなたの創作七つ道具を教えてください。
<A>最初からオンラインSS書きなので、アナログ筆記用具では下書きも出来ません。
PC・『ぱそちゃん』、メモや殴り書き用ソフト・『かみちゃん』、下書きから公開までおまかせで、書きやすい画面レイアウトを作れて、在庫管理まで万能無敵なHPソフト・『どりちゃん』
■創作期間中「これだけは欠かせない」というアイテムがあったら教えてください。(コーヒー,テレビ,音楽等)
<A>とにかくPC。
最初のひらめきでも、推敲内容でも、思いついた時消えないうちに、マイパソに入力するチャンスがあるかないかで決まる。(アナログ媒体では全く脳内からの移植が出来ない) せめて携帯入力好きになれれば(嫌い…)。
■あなたが「影響を受けている」と思う方は誰ですか?(先人・プロアマ・ジャンル問わず)ここは敢えて一人、あげてください。
<A>ひとりは無理、だって私は書き始めの最初から二次創作じゃなくて、二次サイトへの三次(賛辞)創作だと言っているので、影響を受けたのは当時私が読んでいたサイトマスターさま全部。
たとえば浩瀚をよく書くのは浩瀚(浩陽)サイトに好きな方が多かったから。だから景陽サイトに素敵な文を見つけたら景麒を書くし、月祥にうっとりしたから月渓好きだし、朱衡さんと叫ぶ方があれば朱衡を書くし。浩瀚主役は長編でなくてはという妙な刷り込みまであるくらい。
■スランプになった時の症状を教えてください。また、その脱し方はどうしてますか?
<A>たぶん今です。書きたいものを書いちゃったせいか、飢餓感がないのです。
脱する?とーんでもないっ、書いている間は読む側に浸れないんです。この日を二年待っていました!おもいっきりROMします。
■ご自分の作品世界の中、一連の流れの中で共通するテーマがあるとしたら、それは何だと思いますか?
<A>原作や自分の二次から、どうしてこうなったのだろう、こうなるのだろうと考えてキャラクターの背景や世界を少しずつ固めてゆく。
■ご自分の作品に対して、客観的な感想をどうぞ。
<A>…長い、しかも多すぎる。
一応在庫の時よりうんとはしょって、しかも全部は出していないんですが。
■ご自分の作品、これから課題があるとしたらそれは何だと思いますか?
<A>目指せ、短編…少数精鋭…陽子はどこ…
■ご自分の作品に愛はありますか?
<A>親ばかです
■あなたの作品が好きだ。と言う方に一言どうぞ。
<A>ちょっと照れて、「ありがとうございます、うれしいです」(実は内心では「おまえは見る目がある」なんてうそ、先週までぎょーそーさん書いていたのでつい)
■今後どのような作品を書いて行きたいですか?
<A>特にありません。
■貴方が読みたい二次創作はどのような作品ですか? 好きな作家さんに書(描)いて欲しい内容とか、普段呪われている意趣返しでも構いません。
(読み直したらどうも設問からずれているようなので、やはり元に戻します。
こちらから一方的に好きですと叫んでいるだけで読んで頂けるはずがなさそうな方に書くのもどうかなと思ったので別の事に書き直したのですが、考えたらその方が勝手に書けるかしら、と思って。)
書いて頂きたいのは、私が読み始めた頃にはすでに休眠されていた方ばかりで。いずれも私を浩陽好きにされた方々なのです。
そのうちでH.v.H.さまはかろうじて一度だけ旧作の復活で読ませて頂けました。でも続きが未だなんです。
そして未だにリアルタイムでは読ませて頂けないのが、浩陽同盟の主催者のやたずさま。
柔らかな素敵な文章を書かれるだけではなく、あの同盟からたくさんのサイトに辿り着く事が出来ました。
いつかまたあの優しくて愛らしい文を書いて頂きたい、とお待ちしております。
■あなたが大好きな作家さんに、一つ質問を追加して回してください。 回す人数は制限なしです。
<A>次は美琴さまにとお願いしていたのですが、何しろ週一回更新なので先に仕上げられたようです。というわけで、↓は行き場なし。というか美琴さまには無用の質問ではないかと。
追加する質問としては
◇『オフの知り合い・家族には書いている(描いている)のは内緒?その場合の対策法は?』