今までのネタバレになりますが、旧作を読み終わらないと新しいのを読んで頂けないのも寂しいし、前作が万人向けではないものを含んでいましたので、この際ばっさりすっ飛ばして新作へご案内のためのご案内を。
新作を読んであげようと言う方は下へスクロール
極力ネタバレを押さえたすごーく大雑把なあらすじ
↓
↓
↓
↓
―黄海から朱旌に―
朱氏の小狼少年は、黄海で大怪我をした宰領〈おやかた〉が治るまでの間だけ、朱旌の一座に預けられることになった。
(この親方との出会いのエピソードには【黄海にて】)
【銀葉の章】
一座は興行のため立ち寄った街である事件に巻き込まれ、多くの座員を失う事になった。それを逃れた小狼も思いがけない体験をした上、朱旌暮らしから抜け出せなくなった。
【冬の旅の章】
座として成り立たなくなった一座は最後には年寄りなどだけがとり残された。女が減ったため小旦〈少女役〉の練習までさせられていた小狼だったが、行く当てのないそんな彼等を見捨てられず、自由になるチャンスを捨てて残り、やっとたどり着いたある里でひと冬を彼等と過ごすのだった。
【そのあと】
一座はなんとか旅を続け、はじめて街の戯楼で演じるチャンスが巡ってきた……
さて娘座長のショーほど楽しい商売はない、始まり始まり〜