2005/5/13  1:18

ファイナル  麦の花

おもいきり蛇足で思い切り長い一編となった上に、例によって他の話しへの繋がりがあり解りにくいかと想いますので一応ごく短く言い訳を。


沙参のモトカレが結構活躍したので、予王のモトカレにも出て頂きました。(いたのね、予王さん)

で、以下書いたけど出すことがあるかどうかわからないものですが、この予王の実家の一同とモトカレはその後の話しつまり浩瀚jrのシリーズでちょこちょこと使いました。

転章のひとつに書いたように、堯天にも王宮にも知り合いの少ない国官にもよそ者扱いされがちな浩瀚の最初のころの数少ない味方となりました。なにしろ「うちのこいさん(大阪の商家の長女で私の予王のイメージ)」をいじめたと恨んでいるアンチ旧体制集団ですから、うってつけ。(訂正:いとはんです、寝ぼけながらの書き込みに指摘をみこさんありがとう。うちの母親は未だに冠婚葬祭ではこいちゃんと呼ばれています。舒栄もうちの母親もきっとこいさん体質だな。)
そしてモトカレは別の商家の「ぼん(商家の息子ね)」だったのですが、浩瀚jrの里親となりました。
陽子が忍び込んで子供を連れ去ったのはこのぼんのおうちでした。

のちにjrが「女王陛下の007」になってからはこの一団はその隠れ蓑などにもなりました。みんなは仙じゃないのであまり長くは無理でしたが。

と、まだまだお話しはございますが、これにて浩瀚jrのママのお話しはおしまいです。


明日はこの「麦の花」を最初の3話書いて速攻でアップからちょうど一年目、そのちょうど半年目にこのサイトを立ち上げ連載再開しました。
オフでの個人的にも節目であったこの一年、とにかくきちんと終わってただほっとしています。

2005/4/22  23:38

26  麦の花

えっと、今日の見せ場はオムツを替える浩瀚・・・、毎週思うことなんですが、つくづく、あたしなんでこんなものを書いているのかと思います。
といくら愚痴ったって、石は飛んできても同情はどこからも降ってきそうにないので、卵果についてのmy設定談でも。

イメージはずばりココナッツです。
好きなんです、ココナッツ入りのお菓子、横浜の中華街のもいいし、ミスドだっていい。もちろん家でココナッツファインなんかを入れて焼いたケーキも好き。

でもここで頭に浮かんだのは、ハワイのショーで見せる実を割って白い身を削る作業。ココナッツミルクっていうくらいだから、母乳の代わりは勤まりそう、それにココナッツのトロピカルドリンクはチチ(!)って名前ですからね(ギャグがオジサンしてきた)。チチも好きで家で作ることもあります。ただしハワイでも日本でもアルコールなしのバージンチチ専門。

この話で一番困ったのは、片親になっても卵果は育つかって事です。
半年あれこれ考えて調べたのですが、育っても不都合はなかろうということにしました。(不都合ありって証拠が出てきませんように)天が気にするのは、卵果を与えるまでのようで何人もの神様が関わって作業すると出てきましたし、子供が生まれてからはちゃんと育てているかどうかも問題になるようですが、途中は得にどうという事はないようです、よね?(そうだと誰か言って・・・)

それから出産するとホルモンなどが切り替わって母乳が出るのでしょうが、卵果だとその点どうなるのかと言うことで、赤ん坊はこのココナッツミルク(?)を初乳代わりに出来るし、これを母親も飲むと母乳が出始める、なんてあってもいいかなと考えたのです。

というわけで、ハワイのおじさんと同じように浩瀚はココナッツをしこしこと削って搾り、赤ん坊に飲ませることにしました。

2005/4/14  23:34

25 四章終わり  麦の花

先週に続き、半時間フライング。予約更新出来るソフトが羨ましい。ブログも別のところで使っているのは予約が効くのですが。もう目が閉じそうで。

一応ひとつ結末です。ただエピローグがまだ残っておりますので、まだもうちょっと続きます。終わりそーで終わらない。

このヒロインは浩瀚jrの冒頭では国外へ去ってあちらで再婚もしてという風に浩瀚に語らせています。
こんなに書くシリーズと思わず、また死んだという設定を安直に使うのを嫌ったためでした。おかげでなぜ浩瀚があの時そう言ったのか、もっともらしい言い訳に少々頭をひねりました。陽子に負担をかけないようにというのが浩瀚のこの嘘の理由としています。

ただずっと問題なのは、卵果の設定でした。片親になった卵果は育つのか?
柴望さんは両親が死んだら自分がもぐと言っていますがこれは絶対不可のはず。もげるのは親だけと書かれています。しかし親ズとは書いていない。日本語って都合良いわ〜、と思ったのですが、その後父母がヒビを入れると書かれていました。ちえっ可愛い浩瀚jrのために浩瀚は現役の奥さん付きになるのか・・・
まあ、この点は次回にでも。


それよりこの場面は当然浩瀚が出ると思われるでしょうが、なぜか最初から柴望が相応しいと思っていました。

ここでは書いてはいませんが、私の設定では、
柴望は遺骸をとりあえず近くに葬り乱に戻る。その前に浩瀚に会いに行くが、沙参は国外に逃がしたと告げる。浩瀚はその嘘に気付きながらそれに何も言わない。
乱が終わると柴望は遺骸を和州に移して身近に祀る。
死ぬと旌券を返す筈だが柴望が保管している。浩瀚もそれを黙認している。このくらいの高官二人がぐる(?)になっていると実害のないそのくらいは可能なのかもしれない。
実際には仙籍から名前が消えているはずだから死んだことは冢宰には分かるはずだし、公的には領地は財産は返納されているはず。だから柴望のしていることは、何か利益があるものでもなく、ただ彼の個人的な意地のようなもの。誰にも迷惑をかけるものでもなく、関係する唯一の相手の浩瀚が黙ってそれを認めている。

柴望と沙参の行動の場面がほとんどカットしたので、いきなりそこまで柴望が沙参に執着する事は想像が付きにくいかと思いますが、柴望という人の性格行動ってなんとなくそんな事をしそうな人なのです。
そして浩瀚もそんな風に応じそうなのです。冷たいとかとはちょっと違うし、柴望がへんな人なのでもなくて。

柴望、桓堆が熱烈浩瀚ファンという設定は常識ですが、かけ算だろうが恋のライバルだろうが、とにかく分かりあえているふたりだからこの妙な行動も成り立つという気がします。柴望もいまさらどうにもならないことだからこそ、気が済むまでやっているようです。
ただ、子供を陽子にとられちゃったのはさすがに予想外でがっくりしたと思います。いいお父さんになったと思うんですけどね。

有能で老獪で献身的な官吏でありながら、少年の一途な心を持ったロマンチストなロマンスグレーが柴望さんなのです。

久々の更新分についてのごにょごにょです。

久々と言えば久々に柴望さん大活躍です。
普通この時期の話しだと当然浩瀚の物語になるのですが、前から言っているようにこのお話しは元々柴望と沙参がメインでした。
最初に書いたものからほとんどは入れ替わってしまいましたが、最初と最後の部分はあまり変えていませんので、ぼちぼち終わりに近づいたこのあたりではしっかり柴望さんが出ています。

柴望は浩瀚という相当癖の強い男(my設定だけではないと思います)と合わせられる人なので、こういう女性ともいいコンビを組めると思うのです。

書く方から言うと、柴望というのは立派な男なのですが、あまりに優等生的というか真っ当すぎて、浩瀚がらみでの添え物としか書きにくい人のようです。でも今回はこれだけしか出せませんでしたが、いずれこの沙参とのコンビでもっと書ければなと思ったり。予王の前の時代あたりで、中堅どころの官時代の沙参が柴望と臨時のコンビを組んで仕事をする話しとか。

ああ、いけない。また私のお定まりの「原作キャラ+オリキャラ」というパターンで妄想してしまいそうになりました。
なぜおまえは浩瀚x柴望という平凡な人並みの定番CPで書けないのかと言われそう・・・(へ?)

それにしても花粉がすごいようですね。うちは私以外は全員重症花粉症なので大変なのですが。ここ数日の気温差に、今頃風邪をひいたようです。でももしかしたらこれも花粉症かも。

でもあちこち見ればいずこも桜が咲いて、春ですねえ。
これを始める時、梅が咲く頃が桜が咲く頃に終わる予定と書いていたようです。生憎桜ももう咲いてしまったし、4月1日も過ぎてしまいました。ですからまあ多少伸びてももういいかと、今日の更新分は詰めた方ではなく二回分の方を出して起きます。

2005/4/3  14:03

お詫びをば  お知らせ

申し訳ありませ〜ん!ちょうど4月1日が定期更新日なのですが、どうやらこの世界ではみんなお祭りに行ってしまわれると聞いていたので、休業にしたのです。
どなたもお越しにはならないだろうと思ったのと、話しの流れが、いくら何でもちょっとこの日はどうかという感じでして。
一応週の半ばでお休みのお知らせは出してはいたのですが。

でも常連様は金曜日にきっちりお越しになる方が多いので(ありがたい事です)、お知らせをお読みになっていないと申し訳ないのでお詫びに駄文をひとつ載せておいたのですが。
お祭りに行く途中でお忙しければ飛ばして頂いていい程度の物だったのですが。

問題は・・・土曜日以降にお越しになった常連様でして。
来てみれば、更新はない、しかもお詫びの駄文は引っ込めた後。
おまけにこちらは放置中で、言い訳もないっ。

ああ、お怒りはごもっともでございます。伏してお詫び申し上げますが、あれはもう一度のこのこアップするほどのシロモノではないことも確かでして。感動しましたという感想も戴いておりません(他ので頂いた事も、はて?)



ちなみに、1日の日はすごかったんだよーと一年間訊かされて楽しみにしていたのに、こんな御迷惑な事をしたバチが当たったんでしょうか。

31日に例の名古屋万博から帰宅して、ぐったりと疲れておりまして、お祭りが始まっても視力がおぼろ〜、PC抱いて寝ていました。(;;)

しかも翌日は夜の9時頃から、さあ、祭り祭りだわっしょいと思ったのに。すぐにとんでもない用事ができて。
お祭りに駆け込んだのはあと5分でシンデレラタイム(涙)
御神輿があっという間にカボチャに・・・・(号泣)


ちなみに、このサイト、実は開始前の予定では・・・この4月1日で一応更新を終わるはずでした。
きっちり連載が終わり、
「浩瀚に妻子が居たのは嘘です」宣言をして終わるはずでした。

が・・まだ終わっていない。
追い込みをかけようとしたのですが、あんなのを週二回更新はやめてくれというご注文がありまして。
(零細サイトのいいところは、ユーザー様よりのカスタマイズ可能な場合があるということで、ご注文ご意見は遠慮なく、カスタマイズ不可も多いのですが)
せっせと短縮したのですが、まだ終わらない・・・・

とはいえ、いよいよラストステージでございます。
どうぞ懲りず来週金曜日、お待ちしております。
まあ、これならこの金曜日に遠慮したのも分かるワイと許して頂けるといいのですが。
そして、こちらもきっちり読んで下さっていたと分かりましたので、ちゃんと・・・書きます。ごめんなさい。


warehouse keeper TAMA
the warehouse12